訪問歯科診療

訪問歯科診療とは

「訪問歯科診療」とは、歯科医師や衛生士が、ご自宅や介護施設・病院などを訪問し、歯科治療や口腔ケア等を行うことをいいます。体が不自由な方やお年寄りの方、寝たきりの方など、通院が難しい方も、経験豊富なスタッフによるサービスを受けることができます。当院の半径16km以内の場合、交通費や出張費をいただくことはございません。

訪問歯科診療までの流れ

治療までの基本的な流れ

  • 1お申込

    ホームページのお問合せフォーム、お電話、FAXにてお問合せください。

  • 2診療日の調整

    当院のスタッフよりご連絡いたしまして、訪問の日程を調整します。

  • 3検診・説明

    まず初めにお口の中の状態やものを飲み込む機能をチェックし、多職種とも連携を取りながら治療計画を立てていきます。その後、現在のお口の状況や治療方針や費用をご説明いたします。

  • 4診療

    診療はだいたい月に2回程度のペースで行い、診療時間は20分から30分程度になります。

  • 5メンテナンス

    良好な状態を維持するために、定期的な口腔ケア、入れ歯の調整などのアフターケアを行います。

お申込書

※ただ今、個人からのお申し込みは停止中です。
ご了承ください。

口腔ケアは大切です

だ液の分泌が促される

だ液の分泌が促される

だ液には、殺菌成分や口の中を浄化する作用、消化を助ける作用があります。口腔ケアを行い口の中を刺激することで、だ液の分泌を促進する効果があります。

口腔機能低下の防止と改善

歯がなくなるなどの原因でしっかり噛むことができなくなると、摂食障害や嚥下障害にもつながります。
そうすると、結果的に栄養が摂れず、免疫力や体力が落ちてしまいます。また、噛むことで脳に刺激を与え、認知機能の低下を予防したり改善したりすることができます。

口腔ケアと全身疾患

誤嚥性肺炎の予防

誤嚥性肺炎の予防

口の中で繁殖した細菌が、誤って気管のほうへ入ってしまうことで起こるのが、誤嚥性肺炎です。特に高齢者の場合、気管に異物が入った際にうまく吐き出せず、肺炎になってしまうことがあります。

感染性心内膜炎の予防

心不全の患者様や心臓の人工弁置換術を受けた患者様の場合、口の中の細菌が血管へと侵入し心臓の膜や人工弁に付着すると、感染性心内膜炎を発症してしまうことがあります。